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Posted by naturum at

2021年07月30日

なぜ、ソロキャンプ?

皆さんこんにちわ、MASADA556です。
夏本番ですね。
アウトドア、楽しんでいますか?


今回はソロキャンプの楽しみと大変さについて考えてみましょう。

さて、皆さんはどのような理由からキャンプと言う趣味を持つようになりましたか?

一口にキャンプと言っても、野営キャンプから高機能キャンプ場。
そして、ソロキャンからファミリーキャンプ、カップル同士のペアキャン、友人同士のグルキャン。
海辺、川沿い、湖畔。平地から始まって、林間、高原、森林、山間…
これほど多彩なシチュエーションを持つ趣味と言うのも珍しいのではないでしょうか。
また、男女問わず広い年齢層の方々から支持されているというのも、この趣味の特徴と言えるでしょう。
ただ、この趣味はそれなりの初期投資が必要なうえ、たった一日のキャンプをするにもそれなりの手間がかかります。
更にソロキャンプとなると、ちょっと敷居の高い趣味と言えます。

アウトドア系の趣味というのであれば海に山に空に、それこそいくらでも見出だす事ができます。
その中からあえてソロキャンプと言う趣味を選び出し、そして長く続けていけるのには、やはり何か理由が人それぞれあるはずです。
その辺り、言わばキャンプの魅力と言う辺りも少しばかり触れてみたいと思います。


全くキャンプに興味の無かった人間がとあるテレビドラマの影響で自分もキャンプを始めようと考えたとしましょう。
最初に考えるのは、キャンプ道具を揃える事から始まるかと思います。
そうなるとネットを駆使してネットショップの検索から色々な動画サイトの視聴、そしてアウトドア専門店に足を運んだりするでしょう。
そして色々と考え予算との兼ね合いいに悩む事となるでしょう。
しかし、これもまた楽しい時間です。



大昔に買ったSOTOのCGコンロです。
故障ひとつせず、20年以上は使っているかと思います。

ある程度方針が決まれば、悩みながらも通販サイトの購入ボタンをクリックするわけです。
ここで問題となるのは、移動手段との兼ね合いです。
徒歩電車バス、自転車、オートバイ、車。
これらの移動手段からどれを選択できるのかで購入する道具の幅が決まってしまいます。
例えば都会暮らしで、自家用車を持っておらず、電車バスでの移動となるならば、持って行ける道具のサイズはザック一つと片手にキャリーバッグ一つが限界でしょう。
この中にテントとグランドシート等設営に必要な道具類、寝袋とマット類、調理に必要なコンロにクッカー類。
そしてクーラーボックスに食料と飲み物。
プラス雨具に少しばかりの着替類。
細かい道具類を考えたらきりがなくなります。
次にこれらの道具類を無理なく収納できるザックを選び出し、実際に詰め、数キロ歩いてみて自分の体力的に長距離の移動が可能なのか、荷物の重量バランスに問題はないのか、中身が荷崩れしていないか、背中に固い物が当たっていないか等…
最低でもこれだけは出発前に見極める必要があるかと思います。
個人の能力で違いはありますが、重量的に、自分の体重の20%程度が持ち運びできる限界と考えてください。

続いてキャンプ場に移動となるわけですが、その前にキャンプ場の管理者に連絡しなければなりません。
予約を取り、場内の混み具合、In、Outの時間、サイトの様子、特に地面の状況は詳しく聞いた方が良いでしょう。
もし地面が固いようなら、軟弱なアルミペグが刺さらない可能性もあり、頑丈な鍛造ペグを用意しなければならなくなります。
最後に万が一の事を考えキャンセルの手続きと注意点を聞いておけば完璧です。
ここ東北の地ではちょっと山に入れば「熊に注意」の看板は当たり前に立っています。
また普通に熊が現れるキャンプ場も特に珍しい訳ではありません。
管理者にこの辺りの事情は聞いておいて間違いはないでしょう。
そして移動となるのですが、現地に入場する時間から逆算して行き帰りの時刻表を確認しましょう。
数分おきに電車が来る都会と違い、田舎のキャンプ場周辺の交通事情は余り良くありません。
一日に往復で2~3本なんて事も当たり前です。
帰宅日に乗り遅れたりしてしまえば、本当に当日に帰れなくなります。
またリゾート地が近くにあれば、ハイシーズンには公共の移動機関と道路は全て込み合いますので、大きな荷物を背負ってのバス電車の移動は更に大変です。

さて、色々な難関をクリアして無事キャンプ場に到着しました。
管理棟で受け付けを済ませ、サイトに足を踏み入れたあなたの目の前には、色とりどりのテントが立ち並び、ざわめく人々の声、子供達の楽しそうな笑い声、バーベキューグリルから立ち上る煙…一気にあなたのテンションが爆発するでしょう。
念願の初ソロキャンプの始まりです。

ここからのサイト設営イベントは苦労と喜びの連続となります。
前提として、現地の当日の天気予報はしっかりチェックしておくことです。
始めてのサイト設営がどしゃ降り強風の中では、そのまま回れ右して帰りたくなるはずです。

まずは最適なサイト探しです。
日当たりが程好く、平坦で草むらが少なく、余り風当たりが強くなく、地面が芝状で水捌けが良く、テントが密集していない静かなサイト。
更に欲を言えば、眺望の素晴らしい場所!

正に理想のサイトですが、自分はこれに100%合致するサイトやキャンプ場を見つけたことは今だありません。
しかし、最低限地面の状況と風の当たり具合、周辺の木々の様子はしっかり調べてください。
サイトが窪んでいれば、雨天時にそこは池になります。
眺望が開けていれば風当たりも強く、季節の変わり目や悪天候時に突風に見舞われることがあり、最悪サイトが崩壊します。
余り木々が密集しているサイトは避けた方が無難です。
湿気が多く昆虫もたくさんいます。
無限に集ってくる藪蚊とコバエのようなブヨには苦労させられるはずです。
雨が降れば、枝からいつまでも雫が落ちてくるので、テントが乾きません。
比較的開けた林間サイトでも、サイト周辺の木々の中に立ち枯れしている物もあるので、何かの拍子にへし折れると自分の上に落ちてきます。

まずまずの場所を見つけたという辺りから話を進めましょう。
さあ、新品のテント初張りです。
サイトに持ち込む前に全ての道具類の梱包をほどき、製品に問題は無いか調べ、できれば公園等で試し張りをしておくことを強く推奨します。
現地でテントに問題があることが発覚してもどうにもなりません。
また、テントに付属している説明書等は殆どが最低限の説明しか記載されておらず、中には外国語で記載されているものや、説明書自体が無いものまであるようです。
そんなものを現地であーだこうーだとこねくり回していても、疲れるだけで時間の無駄です。
そればかりではなく、段々周囲のキャンパー達の視線も気になりだすので、しまいには逃げ出したくなってきます。
冗談ではなく「パパ…まだできないの…」
という女の子の声を現場で耳にしたことがあります。

そして、キャンプのメインイベントである晩御飯となります。

無事薪に火を着ける事が出来たら、好きな食べ物をおもいっきり食べてください。
疲れた身体に流し込むビールと焼き肉のあまりの美味しさに言葉が出なくなるでしょう。
とにかく食べてしまえば明日の移動が楽になります。
単純に考えてもビールの350缶6パックは2キロ以上になります。
この時に悩まされるのがランタンの灯りに集まってくる虫の群れです。
こればかりは自分も閉口してしまいます。
上手く灯りを調整しないと、気味の悪い虫達がカップから食器、調理中の食材、果てはテントの中にまで容赦なく入ってきます。
根本的に防ぐ手段はありません。
とにかく蚊取り線香をガンガン炊き、ランタンの横にハエ取り紙をぶら下げ、手に負えないようなデカイ蛾や虻の類いには電撃ラケットで反撃します。
食器類は全て蓋をしてカップも蓋付きの物を用意しましょう。
薄暗い中では、口に入れた焼き肉に蛾が挟まっていたり、ウイスキーカップの中で大きな蜘蛛が泳いでいても、気がつきません。
下手をすると、本当にトラウマになります。

お腹いっぱい食べ、程好くアルコールが回り出すと、昼間の疲れがどっと押し寄せ目蓋が重くなってきます。
後は寝袋に潜り込み、心地好い夢の世界に入って行けば良いわけですが、中には何匹羊を数えても眠くならない人もいます。
いわゆる枕が変わると眠れないというタイプの人間で、自分も同類です。
薄っぺらい科学繊維の頼りないテントの中ですから、外の音や光が嫌でも入ってきます。それでも穏やかな天候の時はまだ良いのですが、風が強い夜、テントは大きくたわみ、今にも壊れそうに感じます。
雨が強ければ、シャワーの下で傘をさしているかのように感じることでしょう。
少しでも雨が入ってくれば、不安になってきます。




物凄い豪雨です。
おまけに雷も鳴り出したので急遽車に避難です。

それに寝袋は以外と寝ずらい代物で、熟睡するには馴れが必要です。
おまけにけっこう製品差があって、寝心地は皆同じと言うわけではありません。
そして夜、ちょっと遅くに炊事場やトイレに行った時に気がついたりしますが、あれだけキャンパーで賑わっていた場内なのに、いつの間にか誰も居なくなっている!
なんて事がたまにあります。
ソロキャンの宿命みたいなモノで、馴れてしまえば別にどうという事もないのですが、全く土地勘のない山奥でいきなりソロキャンというのもかなり怖いかと思います。
管理人が夕方には帰ってしまうキャンプ場も当たり前にあるので、管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶか、余り人気のない野営場などは選ばないことです、
それでも不安が残るなら、受け付けの時に宿泊するキャンパーがどの辺りにテントを張っているのか聞いてみることです。
キャンプでは、眠るというお仕事も意外と大変です。

怖いキャンプ場
また、話が横にそれます。
以前も書きましたが、自分は必ず下見をしてからそのキャンプ場を利用することにしています。
下見をすることによって要らぬトラブルや危険を避けるためです。
そして自分の趣味に合ったキャンプ場を幾つかピックアップしておき、天候や季節、気分によって行き先を決定するわけです。
そうしてキャンプ場、野営場を巡っていると、嫌なキャンプ場というものに行き着く事があります。
幾つか心当たりがあるのですが、ソロで行くには、少しばかり怖いキャンプ場のお話をします。

一つ目はとある高原にあるキャンプ場です。
星が綺麗に見えるので天体観測でも有名なところです。
その高原の頂上付近の牧場の中にそのキャンプ場はあるのですが、周辺には管理棟はおろか廃墟になっている観光施設と公衆トイレがあるだけで他は全くの無人です。
そして肝心のキャンプ場ですが、自分が確認したときには、雑草がボウボウの広いフリーサイトと隣接する林の中に小さなロッジが幾つか点在しているというレイアウトのキャンプ場で、ロッジの並ぶ林の中は湿っぽく、薄暗い夕方に行ったせいか、まるでブレアウイッチの森のような雰囲気です。
その湿っぽい森のちょっと奥に炊事場があり、水は出ましたが、照明設備はありません。
そして炊事場の反対側、フリーサイトの隅にコンクリート製のトイレがあり、そこには照明どころか入り口のドアすら無いのです。
これだけでも利用する気にはなれませんが、極めつけはフリーサイト突き当たりに古びた鳥居が立っており、鳥居の横には何やら書き込まれた石碑が置かれてあります。
内容を読んでみると、屠殺した家畜の慰霊碑のようです。
ここまでを確認した自分は、霧のかかる現場をさっさと後にしました。
下見に行ったこの時は、キャンパーどころか一台の車も通りませんでした。

廃キャンプ場
二ヶ所ほど覚えがあります。
どちらも、とてつもない山奥に作られたキャンプ場で、おそらく山奥過ぎて利用客が誰も来なかったために閉鎖してしまったのでしょう。
どのくらい以前に閉鎖してしまったのか、ネットで調べても殆ど情報は出てきません。
逆に今の時代なら、一定数のキャンパーが訪れそうな気もします。
炊事場やトイレは使えないものの、それなりに設備とサイトは残っていますので、もしキャンプしてみたいという強者がおられるならば、少し調べてみてはいかがでしょう。
自分ですか?
自分は真っ平御免です。
廃墟になったキャンプ場など昼間に入っても薄気味悪くて、背筋がザワザワします。
そんな所でソロキャンプなどしたら翌日には髪が真っ白になっているでしょう。

熊?が現れる廃キャンプ場
このキャンプ場跡は有名な観光地に向かう国道のすぐ脇にあります。
側にはトイレと山のお店が何件か立ち並ぶ比較的メジャーなスポットです。
その廃キャンプ場はとある山の登山口にあります。
今でも壊れかけてはいますが、東屋が存在しており、東屋横の水道からはどういう訳か水が出たりします。
全く手入れがされていないので、ジャングル一歩手前ですが、サイトの跡地が、そこここにありますので、トイレまでの150メートルが気にならないのであれば、キャンプ可能かと思います。
但し、この東屋の天然木を使った太い柱に残る壮絶な傷跡を一目見れば、一泊しよう等という考えは吹き飛ぶと思います。
何者がこんなキズをつけたのか、はっきりしたことは自分には分かりません。
おそらく熊だと考えているのですが、こんなになるまで柱を齧ると言うような習性があるなどとは聞いたことがありません。
また柱に残る灰色の獣毛も熊の毛とは考え難いのです。
もし、熊でなければ、いったい何なのか?
自分的にはそちらの方が怖いのです。






話を戻しましょう。
さて、何事もなく一晩を過ごし、朝が来ました。

キャンプ場の朝は早い・・・はずです。
特に徒歩、自転車バイク車で移動しているツーリングキャンパーたちは5時くらいには起き出して朝食の準備や出発仕度に入ります。
逆にファミキャンやグルキャンの朝は遅いようです。
9時頃にようやく起き出してそれから朝御飯というのも珍しくありません。

自分は4時過ぎ頃には目を覚ますので、少しばかり眠くても寝袋から這い出してコーヒーを準備し、最高の一杯を口にしながら登る朝日を眺めるのが習慣になっています。
コーヒーを飲みながら炭火を起こし、朝御飯の支度に入る事になります。
入退場の時間制限の無い野営場を利用することが殆どですが、それでも撤収当日は慌ただしくなります。
まずは確実な天気予報が必要です。
自分の経験では、この撤収のタイミングが一番難しいと考えています。
まる一日好天が続くのならさしたる問題とはならないのですが、そんな幸運はそうあるものではありません。
撤収日の一時間毎の予報をしっかり確認します。
湿度が高いとテント、タープはそれなりに湿ってしまうので、太陽が顔を出す時間を調べ、それにタイミングを合わせ一気に全ての物を乾かします。
この日干しさえ上手くいけば後はさして問題はありません。
最悪なのは、雨と風が重なった時です。
一度でも体験してみればわかりますが、キャンプ最大の敵は強風です。
サイトの物が飛ばされるような強いい風と雨が重なる様であれば、それなりの覚悟を持って撤収に望んでください。

車のシートをぐちゃぐちゃにしたくない。
下着まで濡らしたまま電車になりたくないと考えるなら、しっかりとカッパを着用してください。
続いて出来るだけ大きなビニール袋を何枚か用意してください。
先ずは濡れていない物をザックに収納します。
テントのなかの物を全て片付け終えたら、後は覚悟を決めてサイト周辺の物を片付けます。
もう片っ端からビニール袋に摘めていきます。
モタモタしていると備品が飛ばされてしまうので、泥まみれだろうが落ち葉が張り付いていようが、とにかくスピード優先で片付けていくしかありません。
テントやタープを撤収するタイミングが一番難しいところです。
風が強いと撤収中に飛ばされそうになります。
またポールが折れてしまったり、幕が裂けてしまうこともあります。
とにかく風が弱まったタイミングで素早く撤収するしかありません。
近くに東屋や管理棟に休憩所があるならフルに活用してください。
おそらくこの辺りで、荷物がザックに入りきれない。又は水を吸った装備が重すぎて持てない。等の問題が出てくるでしょう。
もしそのような事態となったらけして無理はせず、宅配便の手続きを管理人に依頼するか、後日受け取りに来る旨を伝え、保管してもらうという方法もあります。
疲れ、濡れて冷えきった身体で重い荷物を抱え、雨風の中の山道を下るのは、誰の目から見てもリスキーです。

何事も無く無事に自宅に帰れたとししましょう。
本当の苦難はこれからです。

自宅に到着次第、ザックの中身を全て取り出してください。
ザックを始め、全ての装備の水気を拭き取り、泥や汚れを洗い流さなくてはなりません。
このメンテナンス作業にざっと半日はかかります。
そして、一番大変なのはテントとタープのメンテです。
落ち葉や泥がこびりついて濡れて絡まり、まるで雑巾のように変わり果てたテントを広げ、丁寧に汚れを落とし、物干し竿に広げて干すこと約半日。
乾ききったことを確認したら今度は近所の公園か河原まで車を走らせ、実際にまたテントを組んで、ポールや幕に破損はないか、ペグやガイロープに不足やダメージが無いか調べます。
問題無ければテント用の防水スプレーを数回に分けて吹き付け、乾燥を確認したら畳んで袋に戻し、次のキャンプに備えます。
当然タープもおなじようなメンテナンスが必要です。

これらを終えると、ほぼ一日仕事になりますね。
自分のような普通の勤め人にはそんなそんな連休を取れるような余裕はありません。
だからと言って手をかけなければ、濡れてしまったほとんど全ての装備が全滅します。
したがって撤収日の天候には、十分な注意を払う事になるわけです。

悪いことばかり書いてしまいましたが、これらの事を、えっー!面倒くさいな。
と感じるか、なんか面白そう!
と、感じるかでその人のキャンプ適性が大体わかります。
キャンプという趣味はけして面白い事ばかりではありません。
月並みな言い方になりますが、辛いこと、大変なこと、あるいは何らかの恐怖すら感じることもあるでしょう。
それら全ての事をひっくるめてキャンプと言う外遊びが成立しているのです。
その様な認識でキャンプを始めないと、途中で挫折してしまい、長くは続けられない事になってしまいます。
では、ソロキャンプのどこが魅力なのでしょうか?
この質問にソロキャンパー全員が首を縦に振るような答えが1つだけあります。
それは、
「とてもワクワクするからです」
ではないでしょうか?
様々な辛い事や失敗を経験して少しづつスキルを上げていく事。
深い山奥の野営場でたった一人夜を過ごす時の不安と寂しさ、天中の星空の物凄い輝きに我を忘れて見入ってしまう事。
虫や野生の生き物以外は人口の音が全くしない闇の中、ランタンの優しい灯りに包まれて、ゆったりと本を読み、小川のせせらぎに耳を傾けながら過ごす時間のなんとも穏やかな事か・・・
水平線から登ってくる太陽の輝きを身体中に浴びながら口にするコーヒーの香りが、とても素晴らしい事。



空と海、二つの太陽が昇る瞬間です。

失敗や色々な大変な事を乗り越えてきたあなたには、ソロキャンプでしか体験できない「味わい深い何か」が必ず待っているはずです。


レンザテックコンパスを使って周辺の地形を調べているところです。
実際には何ヶ所かの目標物から角度を割り出して自分の居る場所を特定するのですが、この場合は自分の位置が分かっているので、方位と地図を比較して視界の中にある山が○○岳であるとか、遠くに微かに見えている町は何であるとか、周辺地形の読み取りをやって遊んでいる最中です。

今回はちょっと、とりとめのない話になってしまいました。
文を作るというのは難しいのです。
動画だと何の説明も要らず、細かいことまで分かってもらえるのでしょうが、自分のように文才の無い人間にはたった一行を書くにも数十分、時には一日かかることもあります。

皆様これからも、見放さず、御付き合いいただければ幸いです。

暑い日々が続いています、更には夏特有の災害にコロナウイルスなど、外は危険がいっぱいです。
十分に気を付けてアウトドアを楽しんでください。

では、また。




























  


Posted by masada556 at 22:13Comments(0)